最初は研究対象のコンピュータウィルスを手に入れるためにインターネットを駆け回った。 そして捕獲。実験。ウィルスが思い通りには動かない。研究対象変更。再度ウィルス捜索。捕獲。実験。 そして、ウィルスのモデル化を試みる。しっくりこない。 豊泉先生に相談する。知恵を授かる。考える。壁にぶつかる。先生に相談。考える。壁にぶつかる。相談。考える。ぶつかる。 あとはこの繰り返しだった。論文の方も似たようなものだった。 英文担当の先生にチェックしてもらう。修正する。チェックしてもらう。修正。チェック。修正。 気づけば研究の方も論文の方もなんとなく形になっていた。 この繰り返しの中、週に1,2日は完全に研究のことは忘れて好きなことをやっていた。 それが良かったのだと思う。もし、来る日も来る日も卒業研究に追われていたら、 おそらく今頃は現実逃避の旅行でもしていただろう。今後、繰り返しの生活というのはおそらくある。 その時に自分の時間を作ることがいかに大切なことであるかということを学んだような気がする。